Rubykaigi 2018 & 宮城の思い出
少し時間が経ってしまいましたが Rubykaigi 2018 仙台に行きました。なので感想とか思い出を記録しておきます。
といっても、今回、仙台の勉強会に行くと家族に言ったところ、カミさんが「一人だけ牛タン食うのはずるい」と言い出し「それではせっかくなので一緒にいきましょう」となって、前半は Rubykaigi、後半は家族旅行という感じで一石二鳥な旅となりました。
Rubykaigi 2018
さて Rubykaigi ですが、世界各国から Rubyist の皆さんが集合しており、いつもながら活気がガンガン伝わってきて非常に楽しいカンフェレンスでした。
私は1日目の正午前に仙台駅に着いて、一旦ホテルに荷物を置いて仙台国際センタ(会場)に向かったのですが、地下鉄仙台駅で、オーストラリアからきたRubyist にいきなり「Is this train going to the Sendai International Centor?」と聞かれ「そうだ」と言うと、「お前はもしかして Rubyist か?」という会話が始まり、そのまま会場まで一緒にいろいろ話しながら向かうという、のっけから楽しい感じでスタートとなりました。
私は1日目と2日目に参加したのですが、特に印象深かったセッションを2つご紹介しておきます。
Hijacking ruby Syntax in Ruby
@joker1007 さん
@tagomoris さん
どこからともなく黒魔術という声が聞こえて来るようなトリッキーなRuby の話が、面白かったです。
キーワードとしては、binding、localvariable_set、TracePoint、 Refinements、methid modifiers、ripper と Tracepoint、binding ninja というところで、Ruby 自体をハッキングしているような内容でした。
Improve Ruby coding style rules and Lint
@koic さん
Rubocop をガンガンメンテしている Koicさんのお話で Ruby は構文とか割と自由なので、Rubodop のメンテナンスも当然大変みたいです。
Rubocop はそもそも Ruby スタイルガイドに基づいているとか、Ruby2.6 にむけた バージョンを開発中とか、Rails のカスタムコップを Rubocop に持ってくるのだが、その時に Rails コミュニティの人たちが協力してくれるようになったとか、メンテナさんならではのお話が興味深かったです。
その他
会場内にGithub さんが電源コーナを設けていまして、そのコーナ周辺には ”野生のRubyist” がたくさん集まっていたのが印象に残っています。もう少し詳しく状況を説明すると、2日目に別棟で何かエンタープライズなカンファレンスが行われていたのですが、私は入り口を間違ってそのエンタープライズなきちんとしたスーツ集団の中を通り抜けて Rubykaigi の会場にたどり着いたのですが、Rubykaigi の棟になったとたん、いきなり Github 電源コーナがあって、そこで地べたに座り込んでPCで何かやっている集団を目にして、さっきまでのエンプラ・スーツな方々との違いに驚愕を覚たという、まさに "野生" という感じがぴったりな光景でした。
あと、いきなりどこかのコーナでライブコーディングが始まったりするのも、なんかすごかったです。コード書いている画面を見ているだけでも飽きませんでした。
宮城を旅行していろいろ食ってリフレッシュした後半
冒頭で申し上げた通り、今回はカミさんと宮城旅行を兼ねたものでした。2日目の夜にカミさんと合流して、3日目と4日目は松島を訪れました。
仙台では、牛タンはもとより、、
岩牡蠣やうになどの海産物もたくさんいただきました。
中でも初めて食った「のどぐろ」にはあまりのおいしさに感動してしまいました。
松島はさすが有名な観光地で、景色もよくしっかりリフレッシュすることができました。
ということで今回の Rubykaigi 2018 はカミさん共々非常に良い思い出となりました。
来年は福岡で開催されるようです。また来年も参加できたらいいなぁ。